Thinking Tools

Design as Process – On the Creation of Writing Utensils

With Special Contributions from Christoph Niemann

2018.03.03 Sat — 2018.04.08 Sun

 

デザインはいかにして生まれるのか?

thinking tools展ではLAMYの商品が生み出されるプロセスを読み解いていきます。

“Design. Made in Germany”―ドイツのペンブランドLAMYを最も端的に表す言葉です。今までに最も販売数の多い万年筆のLAMY safariが、ドイツ・ハイデルベルグに拠点を置くLAMY社を世界的に有名にしたことは見逃せません。 

今から50年ほど前、ゲルト・A・ミュラーがデザインを手がけ1966年に発表されたモデルLAMY 2000は機能美のありかたの礎を築きました。それは今もなおすべてのLAMYの製品に息づく価値であり、現在、LAMYはデザインブランドとしての地位を確立しています。

本展ではペンのデザインの過程に焦点を当て、初期のプロトタイプやスケッチ、そして完成品まで、数多くの展示品をドイツ・ハイデルベルグのLAMY社アーカイブから取り寄せました。

代表作LAMY 2000から、有名なLAMY pico、LAMY safari、そしてジャスパー・モリソンがデザインした最新作 LAMY aionまで幅広く、デザインの始まりから
プロダクト誕生まで一連の流れを紐解きます。

LAMYのプロジェクトに携わるデザイナーそれぞれの発想法や戦略についても紹介します。世界的に有名なプロダクトデザイナーである深澤直人、リチャード・サッパー、フランコ・クリヴィオ―LAMYのデザイナーには錚々たる面々が名を連ねており、特にゲルト・A・ミュラーが手がけたLAMY 2000は木軸のものも発表されるなど、LAMYデザインの始まりと言えるモデルです。

 

Christoph Niemann 

thinking tools展のコントリビューターとして、世界的なイラストレーターであるクリストフ・ニーマンが本展のためにインスタレーションやドローイングを手掛けた。

コンテンポラリーアートシーンで世界に名を馳せるイラストレーター、クリストフ・ニーマンは「The New Yorker」「Time」「WIRED」等のグローバルメディアで活躍中。2008年からはニューヨークタイムズのブログコラム「アブストラクトサンデー」に寄稿し、それらの一部を「Abstract City」という作品集で発表した。2010年にはニューヨークのアートディレクターズクラブ・ホール・オブ・フェイムを受賞し、「Sunday Sketching」「Words」「Souvenir」等の書籍を多数出版。最新作のアプリ「Chomp」は世界中で人気を誇る。

 

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