保証・修理・お手入れ
Warranty
製品の保証について
ラミーの製品は、完全な品質管理のもとで生産され、日本での販売に際しては正規輸入元であるDKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社において細心の注意を払い、独自の検品に基づいて管理しております。万一、生産上の不備により発生した故障に関しましては、お買い求めから一年間に限り、修理・交換等の方法により保証いたします。
保証には、製品をお買い求めの際にお渡ししている保証書(DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社発行のもの)が必要になりますので、大切に保管してください。また、保証書は販売店印と販売日の記載のあるもののみが保証の対象となりますのでご注意ください。
ただし、以下の場合には保証の対象外とし、有料での修理、もしくは場合により有料での修理もお受けしかねる場合がございます。ご了承くださいますよう、お願いいたします。
- お取り扱い上の不注意・事故による故障や、使用説明書に基づかない分解等によって生じた故障(なお、故障の原因の判定は弊社にて行います)。
- 保証書がない、もしくは販売店印、販売日のいずれかが記載されていない。
- お買い求めから一年以上経過している(お買い求めから一年以上ご使用がない場合も同様です)。
- 弊社による取り扱いがない製品。保証書の添付が無い製品。
Request about the repair
修理についてのお問い合わせ・ご依頼先
・ 購入し使用前に故障や不具合があった場合、購入した店舗へご連絡下さい。LAMYオンラインショップでご購入の場合はLAMYオンラインショップ カスタマーサービスまでご連絡下さい。
状況を確認し、交換・返品・修理などの対応をさせていただきます。
LAMYオンラインショップ カスタマーサービス
https://lamy.jp/pages/contact-us
・ お使いいただいている中での故障・不具合に関しては、お近くのラミー取扱店にご相談、またはご購入店舗・ご購入日が記載された正規保証書とご一緒にお持ち込みください。
また、お修理につきましては弊社修理サービスセンターに直接ご依頼いただく形でも承っております。
詳細:DKSH アフターサービス
https://www.dksh.com/jp-jp/home/services/after-sales-services
Care tips
筆記具のメンテナンスについて
万年筆のお手入れ
万年筆はデリケートな筆記具ですが、こまめなお手入れによって永く使用でき、使い込むほどに手に馴染み、愛着がわいてきます。
構造上、インクの通り道に固まったインクや紙の繊維などが詰まると、インクの流れを妨げ、書き味に影響します。毎日使う場合であっても、ときどき以下のような手順でクリーニングしてください。また、インクのカラーを替えるときや、しばらく使う予定のないときも、同様に洗浄してから保管してください。
- 薬品や洗剤類は、いっさい使用しないでください。
- 洗浄後はよく乾かしてください。
- 熱湯での洗浄はお控えください。
吸入式
コップなどに入れたきれいな水、またはぬるま湯にペン先全体を入れ、インクを吸入する要領で水を吸い込ませたり、吐き出させる作業を繰り返し行い、インクを完全に洗い流します。
水を入れ替え、何度か同じ作業を行い、水がきれいになるまで洗浄します。
動画⇨ https://youtu.be/sum4jWrjfMM
コンバーター
万年筆にコンバーターをセットし、コップなどに入れた水、またはぬるま湯にペン先全体を入れ、インクを吸入する要領で水を吸い込ませたり、吐き出させる作業を繰り返し行い、ペン先に詰まったインクを完全に洗い流します。
動画⇨ https://youtu.be/OfS15b3Gwvs
カートリッジ
カートリッジを抜き取り、ペン先部分全体をコップなどに入れた水に入れ、数時間〜一晩浸けてから取り出し、洗い流して、乾いた柔らかい布でよく拭きます。より洗浄性を高めるためには、ときどきコンバーターで上記のように洗浄することをおすすめします。
動画⇨ https://www.youtube.com/watch?v=XwPdYRW4Q54
dialog万年筆
【前軸のお手入れ】
ご使用に際し、前軸内部の歯車パーツにインクが付着しすぎると、回転動作が重くなる等の症状が現れる場合がございます。その場合は以下のように洗浄してください。
・本体軸をまわして前軸を外します。
・コンバーターやカートリッジインクを取り除き、ペン先が付いている筒状のパーツを回して外します。
・付属パーツを前軸に挿し込んで回し、先端のフタ(シャッター)を開けます。
・流水で洗い流し、ぬるま湯を入れたコップに前軸ごと浸し、一晩置きます。
・取り出して流水でゆすぎ、水分を拭き取り完全に乾燥させます。
【ペン先部のクリーニング】
本体軸をまわして前軸を外します。ペン先が付いている筒状のパーツをまわして外し、流水で洗います。その後完全に乾かしてから前軸に取り付けてください。
より洗浄性を高める場合は、付属のコンバーターをセットし、コップなどに入れた水またはぬるま湯にペン先全体を入れ、インクを吸入する要領で水を吸い込ませたり、吐き出させる作業をインクの色が出なくなるまで繰り返し行い、インクを完全に洗い流します。
インクが固まっている場合はコップに水またはぬるま湯を入れ、ペン先部が付いている筒状パーツを入れて一晩付けて置き、流水で洗い流してからコンバーターで上記の通りメンテナンスを行ってください。
動画⇨https://youtu.be/aN08LIxJmjE
その他お取扱いの注意点
- デザイン上、一部鋭利な部分がございます。お取り扱いの際はご注意ください。
- 直射日光のあたる場所での保管は避けてください。
- 薬品を使用したお手入れは劣化を引き起こす場合がございます。
万年筆
- 故障を防ぐため、インクはなるべくラミーのものをご使用ください。
- ご使用後はキャップを閉める、またはツイストさせて、ペン先を確実に収納してください。
- ペン本体を振ることや、極端な気圧差、寒暖差が生じる環境へのお持ち込みはインク漏れの原因となります。
- まれに工場出荷前の筆記テストで使用したインクがペン先に残存している場合がございます。気になる場合はご使用前にクリーニングを行ってください。
ボールペン
- 使用後はペン先を確実に収納させてから保管してください。
- ペン先が下に向けられた状態で筆記してください。
- ペン先が上に向けられた状態での筆記は、先端のボールチップから空気を巻き込み、インク漏れが生じる場合がございます。
ペンシル
- 芯をしまう際には、机などの硬い面に打ちつけると故障の原因になりますので、必ず手で優しく押さえてください。
- 芯は一度にたくさん入れず、2〜3本までを目安にしてください。
多機能ペン(マルチシステムペン)
- ご使用後はペン先を確実に収納させてから保管してください。
- ペンシル芯は一度にたくさん入れず、2〜3本を目安にしてください。
- リフィール、ペンシルメカニカルはしっかりと奥まで挿し込んでください。
- ノックによってペン種を選ぶタイプのマルチシステムペンは、使う機能のウィンドウを正しく上方向に向けてからノックしてください。
カラー表示の境目でのノックや、ペン本体を垂直にした状態でのノックは故障の原因となりますのでご注意ください。